• 地面と床 あらすじ

    舞台は、そう遠くない未来の日本。その国は衰退に向かっている。戦争が始まる気配につつまれている。
    女の幽霊が舞台上に現れる。生前二人の息子の母親であった彼女は、自分の墓を足繁く訪れる次男をいとおしく思う一方、彼女を意に介さない長男とその嫁のことが恨めしい。
    胎内に新しい生命を宿す長男の妻・遥は、子どもの未来のため日本に見切りをつけ、この国を出ようと画策している。そして、自らを社会から切り離し内的亡命者のようになった女が現れ、もはや誰にも伝わらない言葉となってしまっている日本語を、舞台上であてどなくまくしたてる。
    この地面の下で安らかに眠っていたいというなけなしの望みを抱く死者と、生まれいづる者の命を守ろうとする生者との利害が、近未来の不穏な日本を背景に、対立する。

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  • クレジット

    作・演出 岡田利規
    出演 山縣太一、矢沢誠、佐々木幸子、安藤真理、青柳いづみ
    音楽 サンガツ
    美術 二村周作
    ドラマツゥルグ セバスチャン・ブロイ
    衣装 池田木綿子 (Luna Luz)
    解剖学レクチャー 楠美奈生
    舞台監督 鈴木康郎
    照明 大平智己
    音響 牛川紀政
    映像 山田晋平
    製作 Kunstenfestivaldesarts

    共同製作

    • Festivals d’Automne à Paris (パリ / フランス)
    • Les Spectacles vivants – Centre Pompidou (パリ / フランス)
    • HAU Hebbel am Ufer (ベルリン / ドイツ)
    • La Bâtie – Festivals de Genève (ジュネーブ / スイス)
    • KAAT神奈川芸術劇場 (横浜)
    • Kyoto Experiment (京都)
    • De Internationale Keuze van de Rotterdamse Schouwburg (ロッテルダム / オランダ)
    • Dublin Theatre Festival (ダブリン / アイルランド)
    • Théâtre Garonne (トゥールーズ / フランス)
    • Onassis Culutural Center (アテネ / ギリシャ)

    レジデンシー・サポート

    • KAAT神奈川芸術劇場
    • Kyoto Experiment

    協力

    • 急な坂スタジオ

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