岡田利規の
日本にいない時日記

「地面と床」が巡るツアー先で岡田利規が日々感じたことをゆるやかに綴る日記をお届けします。日本を離れているとき限定です。お楽しみください。

  • 平成二十五年十一月四日〜

    • From : Toulouse

    朝六時四十五分に迎えの車がホテルに来ることになってる。六時半に始まる朝食ビュッフェにありつくために余裕を持って、早々とチェックアウトの手続きを済ませる。フロントの人に出発時刻が六時四五分で、と話していたら、六時半よりも五分弱ほど早く、ビュッフェをオープンしてくれた。そんな融通、まるで期待していなかったよ。ありがとう、助かったよ。
    マイクロバスが一台きて、それに全員乗り込み空港へ。

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  • 平成二十五年十月二十八日〜

    • From : Athene

    ベルリンを発つ日の朝、ルー・リードの訃報にふれる。よりによってベルリンという、そういうタイトルのアルバムつくったこともあるくらいのかかわりが彼とそれなりにある街に、僕がいるときに……、という具合に感慨深くなってしまう。二十代前半の僕にはルー・リードの歌、ときにものすごくか弱いその歌詞は、たいせつな常備薬だった。昔話するけど十五年前の九八年にやったチェルフィッチュの第二回公演のタイトルは『帽子と人工衛星』というんですけど、この人工衛星ってのは、そうです、《Satelite of Love》からとってる。一昨年にでた、メタリカと一緒につくったアルバムだって、なにげに僕は聴いている。

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  • 平成二十五年十月二十日〜

    • From : Berlin

    パリからベルリンに着いてみると、覚悟していたのより全然温かかった。。パリと変わらない陽気。テーゲル空港からタクシーでホテルまで。HAUから徒歩五分足らずのところにあるホリデーイン。

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  • 平成二十五年十月十九日

    • From : Paris

    午前中は書き仕事。午後、マルセイユの劇場のディレクター、ユベール・コラさんとのミーティングのために、先方から指定されたウェプラーというカフェへ出向く。ユベールさんは『地面と床』をジュネーブで見てくれている。もろもろ実際的な話と、僕の現在もっているいろいろな構想の話と。終わって、でも僕だけこのカフェに残る。この次に別のひとたちと会う予定があって、その場所もこのカフェにしていたから。

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  • 平成二十五年十月十六日〜

    • From : 光州

    仁川に着いたのが韓国時間の午後三時で、そこから成田エクスプレス的な、ソウル市街地まで行く空港鉄道に乗って、市街地より手前の金浦空港駅まで。三十分くらいしかかからないから、その点は成田と羽田のあいだの移動よりも便利。飛行機が金浦を発ったのが六時で、七時前には光州空港に着いた。

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  • 平成二十五年十月七日〜

    • From : Paris

    朝、ホテルでスカイプ。ダンサーの池田扶美代さんと、ジャーナリストの岩城京子さんと。このスカイプがおわったら、扶美代さんはブリュッセルからオーストリアのグラーツに向けて出発だそう。山田うんさんとのデュオの新作『amness』の初演のために。十二時半、ホテルのロビーに集合。タクシーで空港へ。十五時出発のエールフランス、パリ行きの便。

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  • 平成二十五年十月二日〜

    • From : Dublin

    先々日の九月三十日に京都から東京へ。そしてきのうの十月一日は「F/T13アーティスト・フォーラム」に参加した。その夜は、東京駅の近くのホテルに宿泊。今日はそこから成田エクスプレス。今回はエールフランスに乗ってパリを経由してダブリンに向かう。

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  • 平成二十五年九月十五日〜

    • From : Rotterdam

    目ざめると外は雨模様。朝食食べて、本読みながらお風呂入って、出てからもぼおっとして、そのうちに出発時間の十二時になる。

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  • 平成二十五年九月十日〜

    • From : Genève

    横浜の実家を六時前に発ち、六時四十分横浜駅発の成田エクスプレスに乗る。車内で仕事するも、成田エクスプレスって東京駅過ぎてちょっとしたあたりから、横揺れが激しくなってきて、PCに向かってると酔ってきてしまってしんどい。

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  • 平成二十五年五月十五日〜

    • From : Brussels

    ようやくブリュッセル最終日。初演の幕を開けるという大きな出来事を無事に為して、気楽になってるから、ああ、あしたでここともお別れかあ、というしんみり気分になってる。

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